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過去のマンスリー・トピックス
毎月、企業や社会の諸活動の中で気になるテーマ・話題に関するひとことエッセイや、とても有用な書籍へのひとこと書評を掲載中。 最新号、及びその他の過去のトピックスはこちらから。
◆2009/5 
麗しの H・O・N・G・K・O・N・G ・・・香港でのつかの間の休日雑感

経済界のみならず、政界も・・・予断を許さない日々が続いています。なかなか夏休みも十分に取れない・・・とか、年末年始もメチャ忙しい・・・という方も、1年の中でこの時期だけは・・・と新緑の候、ゴールデン・ウィークはしっかりと休養やレジャーにという方も多いのではないかと思います。 ゴールデン・ウィークは、約2,000億円の経済効果があるという報告がありますが、今年は特に、‘1,000円高速通行料金’と‘定額給付金’効果が、どこまでこの数字を押し上げることになったか・・・近々興味深い‘総決算’が発表されることでしょう。

さて、今年のゴールデン・ウィーク、皆さんはどう過ごされましたか? 例年同様‘飛び石’をつなげて上手にお休みを取られた方もおいででしょうし、とんでもない! 休みなんて関係ない・・・ほとんど出勤! という方も・・・。
聞くところによると、4月25日が土曜日だったことから、5月6日まで12連休、あるいは5月10日まで16連休という会社もあったとか・・・。この厳しいご時世の中、はっきり申し上げて‘生産調整’としての休業を強いられた企業もあったとうかがっています。

私は、連休前半は、お得意様のご要請で、休日にもいくつかのプロジェクトの会議が入り、5月5日からは香港出張。ゴールデン・ウィークは残念ながらお休みできませんでした。広州所在の広東省最大のディベロッパーの開発チームとの会議、香港のインベストメント・バンカーの方々との会議・・・。 日本は‘黄金週間’という一大バケーションの時期ですが、一歩海外へ出るとそんなことは一切関係なく、朝から晩までみっちりのスケジュールが組まれてしまって・・・。
ですが、ほんの半日だけ・・・5月8日(金)の午後、ポカポカの初夏の香港でののんびりした時間をいただきました。仕事柄海外に出かけることが多いですが、香港は私がとても気に入っている都市の一つです。 今月のマンスリー・トピックス・・・いつもとはちょっと趣向を変えて、‘観光地の旅行報告’のような感じで、私の好きな香港をちょっとだけご紹介したいと思います。

宿泊先は、香港の活気溢れる九龍サイド、尖沙咀(チムサーチョイ)の喧騒のド真ん中からはちょっと東に離れた紅勘(ホンハム:中国メインランド広東省の省都・広州と香港をつなぐ鉄道KCRの香港のターミナルがある地域)のフェリー・ターミナルから徒歩3分程度のところにあるハーバープラザ香港。
ちょうど疲れた時間も、心地よい風を感じながら対岸の香港島のウォーター・フロントの景色をボーっと眺めるティータイム・・・この日、2〜3時間を、このホテルのテラス・カフェで過ごして・・・夕方、一人ふらっとナッツフォード・テラス(諾士佛台・Knutsford Terrace)に出かけました。
ナッツフォード・テラスは、尖沙咀(チムサーチョイ)にあるナイトスポットの一つですが、雰囲気のいいレストランやバーの集まるこのエリアは、外国人も多く集まり、夜遅くまでにぎわいます。まだまだ飲みたいときにも、中華料理に少し飽きたときにも使える場所で、私が香港に来るとほとんど毎回訪れる場所です。 地下鉄の尖沙咀(チムサーチョイ)駅からでも徒歩10分。ネイザンロードをジョルダン方面に向かい、ミラマーショッピングセンターを右折しキンバリーロードへ。一つ目の角を左折するとある、欧州風の階段が目印です。 古びたビルとビルに囲まれた小さな路地なのに、ムードは抜群。レストランのオープンテラスが並び、活気があふれます。 イタリア、フランス、ロシア、トルコ、スペイン、タイ、アメリカ、中国、日本・・・。とってもインターナショナルで、どのお店にしようか迷ってしまいます。ヨーロッパの町並みをイメージした開放的な空間。香港にいることを忘れそうになります。
イタリアンが食べたいときは「papa razzi」か「TUTTO BENE」。お店の前にメニューが出ているので、じっくり見て選んで。お酒を飲みつつ中華料理が食べられるのは「天与地」。一皿がそれほど多くないので、少人数でも大丈夫。モダンで落ち着いた雰囲気で、日本のダイニングバーを思わせます。
テラスのいちばん奥は、スペイン料理の「EL CID」。白壁にカラフルなタイルで、可愛い店内。ここのパエリアはとても美味! ギターを抱え、歌ってまわってくれるおじさんたちもいます。
このナッツフォード・テラス・・・お昼の時間に来ると、夜とはまた一味違って落ち着いた雰囲気。のんびりとランチが楽しめます。気候がよければ、オープンテラスは最高です。チャイナな香港とはまたちょっと違うナッツフォード・テラス。香港にお出かけになる際には、滞在中にぜひ一度、一度といわず二度三度、足を運んでいただきたいスポットの一つです。



さて、そんなスィートスポットだらけの香港ですが、まだ行ったことがない・・・、行ったことはあるけど(どんな素敵なモノ・コトがあるのか)よく知らない・・・という方に、是非、お読みいただきたい本があります。

その1は、「秘伝 香港街歩き術」です。タイトルからしてとてもマニアック! 香港の街歩きの醍醐味から香港映画の鑑賞法まで、熱気と興奮に満ちた香港の今を自由自在に楽しむための“地元庶民密着型”エッセイ&ガイドです。現地で役立つ情報も満載! 筆者である藤木弘子さんは、実は知る人ぞ知る名うての香港フリークです。 痛快エッセイとイラストで、香港を隅から隅まで案内。街歩きの極意から香港映画の鑑賞法まで、今しかできない香港の楽しみ方が余すところなく披露されています。交通機関の利用法や宿泊学はもちろんのこと、地元で人気の料理店紹介、自分でできるトラブル防止法など、安全で快適でリーズナブルな旅をするために実際に役立つ情報も満載です。

そしてその2。筆者は同じ藤木弘子さん。これぞ、藤木流・香港の遊び尽くし方! 書評によると、香港ファンをウナらせた『秘伝 香港街歩き術』から4年。買物、遠足、芸能、健康美容、グルメに茶道楽、はたまた地元の人びとの暮らしをウオッチングする道楽まで、香港を縦横無尽に歩きながら、新たに見つけた楽しみ方の数々を、軽妙洒脱な文章とヴィヴィッドなイラストレーションで披露・・・とありました。 乾物屋を冷やかし、下町の床屋で散髪し、絶品のフカヒレ・ココナツ・スープを追いかける。買物、遠足、芸能からグルメに茶道楽。これぞ「香港の遊び尽くし方」!
著者はしょっちゅう香港に行っているらしく、なんにでも実に詳しいのです。また、関西人独特の「笑い」が詰め込まれた文章も魅力的。読んでとても楽しい本です。香港での買い物、ポップス事情、健康・美容、グルメ、お茶など。 有名どころから、観光客の行かないようなところまで、色々と取り上げられていて・・・といっても、ガイドブックのような無味乾燥なものではなく、自分の体験を交えながらユーモアたっぷりに紹介してくれています。読み物としても非常にレベルの高い一冊です。

観光・・・などと悠長にはなかなか旅行できないビジネスマン、ビジネスウーマンの皆さん。たとえ出張であっても、こうした本を片手に・・・出張先を楽しむ気持ちと目線・・・。マーケッターとしては絶対忘れてはならないことですね。
さて、今度は、どんなところを楽しもうかな・・・!?


(加藤)


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